生き方としてのヨガ~シヴァナンダヨガ・アーサナ+ヨガ哲学WS終了

先日、ブルガリアで活躍するシヴァナンダヨガのMADOKA先生をお招きして、ヨガのアーサナと哲学の講座を行いました。

台風19号の影響で、交通機関が乱れている中、なんとか先生をはじめ、皆様にお集まりいただいて講座を開講することができました。




まずは、厳格なシヴァナンダヨガの呼吸法とアーサナの練習から。

呼吸法はカパラバティとナディーショダナを練習しました。


マドカ先生のカウントに合わせて呼吸法の実践。

丁寧な説明と、しっかりと時間をかけて行われた呼吸法の練習。

クンバカや呼吸・エネルギーの制御や流れをしっかりと味わうことができ、まさに「調気法」と言われる由縁を体感できた貴重な時間となりました。




次にアーサナの練習。

初めは太陽礼拝でしっかりとカラダを温めてから、シヴァナンダヨガ12のポーズから、時間の関係で数ポーズ抜粋しての練習。


高い集中力を保つレッスンは、清らかな空気が流れていました。

その空気感が気持ちよかったのか、子供も吸い寄せられるように一緒に太陽礼拝(笑)


皆さん、お馴染みのポーズではありますが、瞑想的に呼吸やエネルギーの流れを味わいながら行うアーサナは、また違った感覚を体感できたのではないでしょうか。


呼吸法からアーサナまで、たっぷり90分行った後はヨガの哲学の時間。




ヨガの基本的な概念、歴史、私たちの心とカラダの関係性、そしてどのような意識でヨガの練習を続けていくのか、また生きていくべきなのかという内容を、マドカさんの実体験や具体的なたとえ話を交えながら、実に誠実な言葉でご説明くださいました。


初めて話を聞く方も実に熱心にメモを取り、先生の目を真剣に見つめながら聞く姿が印象的で、私たちはどこからきて、どこに向かっているのか、そのために何をしなえればならないのかという難しい課題に向き合う姿が素晴らしかったです。

(個人的には、今まで聞いた話の中で、最もわかりやすく、最も腑に落ちる講義だったと思っています)



熱心にお話いただいたMADOKA先生の表情。(白熱した講義は1時間延長となりました(笑))


目まぐるしく変化する現代社会に、変わらず生き続けているこの古代から続くヨガの智慧、改めて素晴らしい学問だと感じました。

また、それを実直に勉強し日々実践しているマドカ先生は、初めて出会った7年前よりやさしさと力強さが増した大いなる母性のエネルギーが溢れているように感じました。


yogaで繋がったご縁、貴重な機会と時間を与えていただいた、すべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。

実は去年、東京でマドカ先生と再会してから、マドカ先生の哲学講座をこの富士吉田で開催し、その講義を受けてもらっての養成講座の開催を目標にしていました。


こんなに早く、実現できるとは思わず、私自身の感無量・・・


満たされたあと、人は幸福感の中では何もいらなくなるのだなというぐらい、講座のあとは心も身体もぼーっとしたまま数日が経過してしまい、やっとレポートできました(笑)


また、一歩、深い部分で、皆様のヨガライフが充実することを願うとともに、そのヨガの精神を途絶えることなく伝承していくヨガのインストラクターが増えることを願います☆


お忙しい中、時間を割いてご参加いただいた方々、本当にありがとうございます。

ヨガを通じて繋がることができた方々のご縁に感謝です。

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